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環境ニュース[国内]

中部電力、静岡市清水区に同社最大規模のメガソーラー発電所を開発

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2010.09.28 【情報源】企業/2010.09.28 発表

 中部電力は、静岡市清水区の社有地に同社で最大となる大規模太陽光発電所「メガソーラーしみず(仮称)」を開発する。出力8000kW(8MW)で、2012年度に建設工事を始め、2014年度の運転開始を目指す。同社3カ所目の大規模太陽光発電所。年間約4000tのCO2削減量を見込んでいる。

 メガソーラーしみずは、同区三保の景勝地、三保の松原近くの海岸沿いに建設。敷地面積は約17万m2。推定年間発電量は、一般家庭2000世帯の年間使用電力量に相当する840万kWh。今後、同市と協力して地元の理解を求め、静岡県をはじめ関係する機関などに説明して開発計画を進めていく。

 メガソーラーしみずは、愛知県武豊町の「メガソーラーたけとよ」、長野県飯田市の「メガソーラーいいだ」に続く同社として3カ所目の大規模太陽光発電所。たけとよは敷地面積12万m2、出力7500kW(7.5MW)、いいだは、それぞれ1万8000m2、1000kW(1MW)で、しみずがたけとよを上回り最大になる。たけとよは2011年度中、いいだは2011年2月に運転開始の予定。

 同社は2010年2月の段階で、2020年度までに1万5000〜2万kW(15〜20MW)程度のメガソーラー開発を目標に掲げている。しみずまでの3カ所の合計出力は1万6500kW(16.5MW)になるが、今後も太陽光発電の普及や太陽光パネルの価格動向、補助金などの助成制度の状況を踏まえ、技術検証も続けながら新たなメガソーラー開発を検討する。(日経BP環境経営フォーラム)

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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