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環境ニュース[国内]

福井県 08年度の温室効果ガスは前年度比4.3%減

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.11.18 【情報源】地方自治体/2010.09.21 発表

 福井県が算出した2008年度の温室効果ガス排出量は、二酸化炭素(CO2)換算で計871万3000tとなり、前年度を4.3%下回った。排出量算出を開始した1997年以降では、県が掲げる削減目標の基準年度(90年度)を初めて下回った。急激な景気の悪化によるエネルギー需要の減少が主な理由としている。
 温室効果ガスのほとんどを占めるCO2の排出量は831万6000t。基準年度を0.5%上回り、前年度より4.2%減った。
 部門別では、産業が349万8000tで前年度比6.8%減、基準年度比で15.4%減だった。不況下での製造業の生産量減少が影響したとみられている。
 一方、家庭は前年度比0.9%増、基準年度比28.6%増の116万1000tだった。世帯数の増加でエネルギー消費が増加したのが原因。
 県は地球温暖化対策推進計画の中で、10年度の温室効果ガス排出量を基準年度比で3%削減する目標をあげているが、08年度は1.3%にとどまっており、一層の努力が求められそうだ。 安全環境活環境政策課 TEL:0776-20-0302 【福井県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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