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環境ニュース[国内]

日本海沿岸地域 廃ポリタンクが8,200個漂着

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2011.02.14 【情報源】環境省/2011.02.10 発表

 環境省は、今年も1月初旬から日本海沿岸地域を中心として廃ポリタンクが多数漂着しており、平成22年1月末時点で約8,200個が確認されたと発表した。
 漂着した廃ポリタンクの一部には中に液体物質が残っているものがあり、関係県の分析結果によると、塩酸などの強酸性物質が検出された例も見られたことから、環境省では関係の道府県と連携し、海岸に漂着している廃ポリタンクに安易に触れないよう、注意を呼びかけている。
 平成12年頃から、冬場を中心に毎年のように日本海沿岸地域に大量の廃ポリタンクが漂着しており、昨年度(平成22年度)は、19道府県で約2万2千個の廃ポリタンクが漂着した。
 ハングル表記の廃ポリタンクが他に比して多数見られるため、環境省では、外務省と連携し、昨年3月に北九州市において第2回「きれいで豊かな海を共に守るための日韓実務協議」を開催するなど韓国政府に対して実態把握、原因究明、漂着ごみを減らすための更なる努力について要請を行い、解決に向けて取組を進めている。【環境省】

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