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環境ニュース[国内]

岩手県 CO2吸収量を県内外へ販売 県有林の間伐でJ-VER認証

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.02.15 【情報源】地方自治体/2011.01.13 発表

 岩手県は、県有林の間伐を推進することで生み出される二酸化炭素(CO2)吸収量の一部を、環境省が運営する排出量取引制度(J-VER)を通じて販売する。県は「県有林における森林吸収量取引プロジェクト」として申請し、昨年12月に開催された「オフセット・クレジット(J-VER)認証運営委員会」で認証を取得した。都道府県県有林としては全国で3番目の認証取得となる。
 県有模範林・大志田事業区(盛岡市綱取ダムの上流の水源地域、58ha)および生出事業区(陸前高田市矢作川の上流の水源地域、49ha)の計107haにおいて、2008、09年に間伐によって吸収・固定されたCO2吸収量についてJ-VERの認証を取得したもの。クレジット発行予定量は08年4月〜10年10月までに吸収した計1469t。
 県は1月下旬から、この認証取得により発行されるクレジットを、県内外のカーボン・オフセットによる環境貢献への取り組みを検討している企業などに向けて販売する予定。プロジェクト期間は08年4月〜13年3月まで。クレジットの販売により得られた資金は森林吸収プロジェクトに還元され、県有林の森林づくりに活用される。 農林水産部森林保全課 TEL:019-629-5796 【岩手県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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