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環境ニュース[海外]

カナダ政府、五大湖周辺の浄化に290万ドルを拠出

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2011.03.22 【情報源】カナダ/2011.03.07 発表

 カナダ環境省は五大湖周辺地域の環境改善及び浄化に対し、五大湖持続可能性基金(GLSF)より、43のプロジェクトに約290万ドルを拠出する。環境省の運営するGLSFは、他の機関や地方行政と連携し、環境保全に取組むプロジェクトへの支援を行っており、今年は、カナダ側の懸念地域14ヶ所のうち、五大湖の生態系を支えるハミルトンハーバーを含む11ヶ所を対象とした。
 オンタリオ湖の西端に位置するハミルトンハーバー地域は2150ヘクタールの湾だが、水質の悪化で、藻類の増殖や堆積物汚染、野生生物の減少等が発生市、環境劣化地域に指定されていた。同地域の6つのプロジェクトの一つ、王立植物園のプロジェクトでは、悪影響を及ぼすコイの除去や孤立した生息地の再ネットワーク化、流入水の水質改善のみでなく、約6500種の在来種の植栽や14ヶ所での水質監視、協働ワークショップの開催等で、水質と本来の野生生物の復元に取り組む予定である。【カナダ環境省】

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