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環境ニュース[国内]

太平洋クロマグロ保存管理措置合意に至らず 全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)第82回年次会合

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2011.07.12 【情報源】水産庁/2011.07.11 発表

 平成23年7月4日から8日まで、アメリカのラホヤにおいて全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)第82回年次会合が開催され、東部太平洋におけるまぐろ類の保存管理措置についての議論が行われた。
 全米熱帯まぐろ類委員会は、東部太平洋のかつおまぐろ類の保存・管理を目的とした地域漁業管理機関。日本は1970年に加盟している。
 今回の会合では、太平洋クロマグロの保存管理措置については、日本、米国、カナダ、中国、台湾、韓国で、保存管理措置を共同提案しましたが、メキシコが科学委員会の勧告に沿った措置の採択に終始反対した結果、今年も保存管理措置について合意に至らなかった。これを受けて、日本、米国、EU、中国、台湾、韓国で、東太平洋での太平洋クロマグロ保存管理措置の不在に重大な懸念を表明するとともに、資源の持続性確保のためにあらゆる措置を検討していくとの共同声明を発表した。
 メバチ・キハダの保存管理措置については、2011年と同様の保存管理措置を2012年にも導入することで合意した。なお、2011年に限って、日本のメバチ漁獲枠のうち、3,000トンを中国に移譲することを表明した。【水産庁】

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