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環境ニュース[国内]

福井県 09年度温室効果ガス排出量 3%削減目標を初めて達成

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.12.02 【情報源】地方自治体/2011.09.28 発表

 福井県は9月、2009年度の県内の温室効果ガス排出量を発表した。09年度の排出量は831万tで、基準年の1990年度(883.1万t)比マイナス5.9となった。また、前年度と比較して4.6%減少した。県は10年度に設定した基準年度比マイナス3%の削減目標を1年前倒しで達成したことになる。
 県によると、前年度と比較して排出量が減少した主な原因は、08年度後半の金融危機の影響による景気後退で、各部門のエネルギー需要の減少が09年度も続いたことが挙げられる。また、県民運動「LOVE・アース・ふくい」による省エネ活動の普及、住宅用太陽光発電設備の導入促進など、県独自の施策も家庭や事業所からの排出抑制に寄与している事も挙げられる。
 産業部門の排出量は基準年度比で22.1%減、前年度比8.0%減だった。また、運輸、家庭など産業以外の部門は基準年度を上回ったが、全体の4割近くを占める産業部門の現象で相殺した結果になった。県は地球温暖化対策地域推進計画で10年度の削減目標を3%としている。目標達成は初めて。 安全環境部環境政策課 TEL:0776-20-0302 【福井県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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