一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

中央環境審議会、2005年からのディーゼル車の新長期目標値を答申

大気環境 交通問題】 【掲載日】2002.04.16 【情報源】環境省/2002.04.16 発表

 平成14年4月16日開催の中央環境審議会大気環境部会(部会長:池上詢・福井工業大学工学部教授)で、「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について(第五次答申)」がまとめられ、同日付けで、中央環境審議会会長から環境大臣に対して答申がなされた。
 今回の答申の主な提言内容は、(1)2005年から適用されるディーゼル自動車からの排出ガス新長期目標の目標値は、2002年から適用される短期規制値より更に、窒素酸化物(NOx)で最大50%、粒子状物質(PM)で最大約85%削減したものとする、(2)ガソリン自動車からの排出ガス新長期目標の目標値は、一酸化炭素(CO)については据え置き、NOxについては2000年から導入されている短期規制値より更に低減した値を設定する、(3)排ガス性能を的確に評価するため試験モードを変更することとし、新しい試験モードは2005年から2011年までに段階的に導入する、(4)ガソリンの硫黄分を2004年末までに現行の半分である50ppmにする−−などの内容が盛り込まれている。
 なお環境省では、第五答申を踏まえ、規制強化のための手続きを進める予定。【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク