平成24年度 新メカニズム等実現可能性調査　調査案件を募集

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.04.13 【情報源】環境省／2012.04.12 発表

　環境省は、2013年以降の導入を提案している二国間オフセット・クレジット制度（Bilateral Offset Credit Mechanism：BOCM）の検討に資する有望な事業・活動やCDM事業の改善について、モデル実証調査や実現可能性調査を実施するため、日本の民間企業、民間法人、特定非営利活動法人（NPO）等から調査案件を平成24年5月17日まで募集する。
　調査項目は、以下のとおり。
　　○「BOCM事業・活動のＭＲＶモデル実証調査」
　　○「BOCM実現可能性調査」
　　○「CDM実現可能性調査」
　この内、「BOCM事業・活動のMRVモデル実証調査」では、日本が提案している二国間オフセット・クレジット制度（BOCM）の下での実施が見込まれる事業・活動を想定し、実際に稼働している同種案件を対象に、その種の案件に適用可能なMRV方法論案を考案してもらう。また、実稼働案件をモニタリングし温室効果ガス排出削減量を測定（Measurement）し、報告（Reporting）、第三者検証（Verification）を実施してもらうとともに、考案したMRV方法論案を改善し、実際の制度で活用できる方法論を確立することを目指すとしている。その他の調査の詳細、応募方法等については、プレスリリースを参照のこと。【環境省】