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環境ニュース[国内]

2010年までに生物多様性の損失阻止を 生物多様性条約第6回締約国会議閣僚宣言

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2002.04.23 【情報源】環境省/2002.04.23 発表

 2002年4月7日から19日にかけて、オランダのハーグで生物多様性条約第6回締約国会議が開催され、160か国以上から120名以上の閣僚が参加した。
 生物多様性条約発効後10年目の大きな節目にあたる今回の会議では、「対話から行動へ」をテーマにこれまでの議論の集大成と具体的な行動展開への基盤づくりが目標となった。
 結果的には、森林の生物多様性保全のための新作業計画や「外来種の予防、導入、影響緩和のための中間指針原則」など、優先課題である「森林の生物多様性」、「外来種移入」、「遺伝資源へのアクセスと利益配分」、「生物多様性条約戦略計画」の4テーマを中心に、36件の決議案が採択されたほか、閣僚級会合でも「2010年までに生物多様性の損失を阻止する」などのメッセージを含む「閣僚宣言」が採択され、一定の成果が達成された。
 なお今回会合では、長年生物多様性条約とバイオセーフティーに関するカルタヘナ議定書の批准を実施していなかった米国が、批准を目指すと表明したことも注目された。【環境省】

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