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環境ニュース[国内]

ドイツ 19自治体がコンテスト「マスタープラン・100%気候保全」に選出

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.05.22 【情報源】/2012.05.07 発表

 ドイツ連邦環境省は、自治体対象のコンテスト「マスタープラン・100%気候保全」の結果、選出された自治体を公表した。選ばれたのは、フランクフルト市、ハイデルベルク市、ハノーファー地域及び市、オズナブリュック郡など19の地域や基礎自治体、広域自治体。各自治体は50万ユーロの助成を受け、今後4年間かけて、2050年までにCO2排出量の95%削減を達成するために、積極的な市民参加のもと、再生可能エネルギーの拡張を促進し、エネルギー効率、建築物の改修、電気自動車、気候保全に投資し、さらにこれらの対策を戦略的総合コンセプトである「マスタープラン」にまとめることが求められる。また、戦略実行プロセスを担当する気候保全マネージャーの採用を行う。助成を受けて実施される対策は、100%気候保全を実現するために他の自治体のモデルとなるものであることが求められる。また、多数の基礎自治体で構成される郡の選出により、効果的なゼロエミッション戦略に向けて都市部と農村部の協働が成立することが期待されている。

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