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環境ニュース[国内]

神奈川県 県有施設の屋根を賃貸 太陽光発電普及へ事業者公募

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.06.25 【情報源】地方自治体/2012.06.18 発表

 神奈川県は、太陽光発電パネルを普及させるため、県立高校や県営住宅など県有施設の屋根を、パネルの設置場所として貸す「屋根貸し」を始める。6月7〜27日まで設置事業者を公募。7月に始まる再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用した取り組みで、県によると全国初という。
 県が導入する屋根貸しは、県有施設の屋根を借りてパネルを設置した事業者が、発電した電力を電力会社に買い取ってもらうことで売電収入を得る仕組み。電力会社による買い取り価格が、発電事業者側の採算割れのリスクが小さいとされる水準の1kWh当たり42円で事実上、決着しており、県はこの価格が適用される20年間の屋根の使用を設置事業者に許可する。
 県は1棟の屋根の面積が1000m2以上の20施設を提示。応募する事業者は屋根の使用料や収支見込みなどを県に提案する。事業者の選考結果を7月10日に公表する。
 対象は計20施設で、延べ屋根面積約3万2000m2。県の試算によると、パネル1000m2当たりの年間発電量は約7万3000kWhとなり、設置事業者は売電収入として年約300万円が得られる見込み。年間使用料10万円以上を提案する。 環境農政局新エネルギー・温暖化対策本部太陽光発電推進課 TEL:045-210-4101 【神奈川県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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