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環境ニュース[国内]

柳山ウインドパーク設置事業に係る環境影響評価準備書に 環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2012.08.07 【情報源】環境省/2012.08.07 発表

 環境省は、柳山ウインドパーク設置事業に係る環境影響評価準備書についての環境大臣意見を平成24年8月7日付けで経済産業大臣に提出した。
 今回の環境大臣意見では、環境影響評価書の作成に当たって、法及び主務省令等関係法令に従い、必要な事項を遺漏なく記載すること、特に、対象事業の目的及び内容、環境保全措置並びに事後調査については、具体的かつ詳細に記載することを求めいてる。
 環境影響評価項目については、事業特性及び地域特性を適切に整理した上で、工事の実施における影響要因に係る項目並びに「風車の影」及び「生態系」を環境要素に係る項目を含めて、環境影響評価の項目の選定について再検討すること、特に「風車の影」については、風力発電設備から最近接の住居までの距離が約520mであり、当該住居等に対する環境影響が懸念されることから、評価項目として選定し、重点的な環境影響評価の実施を検討することを求めている。
 騒音及び低周波音については、必要に応じて騒音及び低周波音の事後調査の実施を検討し、事後調査の結果に応じて、稼働時間の調整等の追加的な環境保全措置を講ずるよう求めいている。
 動物及び植物については、その調査のほとんどを文献その他の資料調査にて実施しているが、適切な調査が実施されているか不明であることから、調査手法の情報を明らかにするとともに、不足している情報等があると判断される場合においては、適切な現地調査を実施すること。また、この地域においては、サシバ、アカハラダカ、カラフトワシ等の猛禽類が確認されていること等から、事後調査を実施すること。工事着手前の適切な時期に改変区域内及び周辺区域の重要な種の確認調査を事後調査として実施し、その結果に応じて、追加的な環境保全措置を講ずるよう求めいている。【環境省】

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