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環境ニュース[海外]

アメリカ、微生物リスク評価ガイドラインを発表、食品・水由来の病原菌によるリスクを軽減

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2012.08.15 【情報源】アメリカ/2012.07.31 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)と農務省食品安全検査局(FSIS)は2012年7月31日、同国初となる微生物リスク評価(MRA)ガイドラインを発表した。食品や水を通して体内に入る病原菌は重篤な消化器系疾患を引き起こしかねず、長期的な健康被害や早死をもたらすこともある。今回の新たなガイドラインは、EPAとFSISが、公衆衛生等に関わるその他連邦省庁とともに策定したもので、リスク評価を行う公衆衛生担当者に、わかりやすく科学的根拠に基づく情報を提供することにより、病原性微生物リスク評価の質と一貫性を高めて、国民の健康を守るのに大いに役立つという。化学物質については、食品、水、環境等におけるリスクの評価が数十年間行われてきたが、微生物リスク評価のガイドラインはこれまでなく、今日発表されたガイドラインは、食品と水におけるリスク評価に必要な、総合的かつ具体的な情報をわかりやすく提供するものだという。【アメリカ環境保護庁】

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