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環境ニュース[国内]

イオン環境財団、世界遺産に登録されているベトナム・フエ省の森林で植樹を実施

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.09.07 【情報源】その他/2012.09.04 発表

 公益財団法人のイオン環境財団(理事長・岡田卓也イオン名誉会長)は、世界遺産に登録されているベトナム中部のフエ省にある森林で9月16日に、植樹活動を実施する。同省人民政府の要請を受けて2010年に始めた3年計画の最終年で、今回の2000本を含めて2012年は6000本を植え、3年間にわたって植樹する本数は計7万本になる。

 フエ省は、古都フエの建造物群がベトナムで初めて世界遺産になったほか、世界でも有数の白浜の入り江があり、景勝地と知られる。しかし同省ランコー地区の森林は近年、伐採で荒廃が進行して保水力が低下。流れ込む赤土に伴う入り江の水質汚濁が問題になっていた。イオン環境財団は美しい入り江に戻すため、植樹に取り組んだ。

 2010年からこれまでに、日本と現地のボランティア計1032人が参加し、土壌を改良する効果があるアカシア6万4000本を植えた。今回はそれに続き、両国の400人のボランティアが2haを対象に、アカシアと、地域に自生するメラワン、カンインビュ計2000本を植える。2012年はさらに4000本を予定し、3年間での植樹面積は34haになる。

 イオン環境財団は、2012年にインドネシアと北海道むかわ町、山形県南陽市で植樹活動を行った。今回のベトナムを含め、財団の植樹とイオン店舗の敷地に植えた木の合計は976万本にのぼる。財団は今後、中国や愛知県知多市、長崎県南島原市、三重県紀北町でも計画する。イオンはベトナムでPETボトルキャップ回収も展開している。【(公財)イオン環境財団】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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