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環境ニュース[国内]

積水化学工業、スマートハウス分譲ブランド「スマートハイムシティ」を本格展開

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2012.09.26 【情報源】企業/2012.09.20 発表

 積水化学工業は、大容量の太陽光発電システムと独自のホームエネルギー管理システム(HEMS)、定置型の大容量リチウムイオン蓄電池を標準搭載したスマートハウス(次世代型環境配慮住宅)仕様の住宅「進・スマートハイム」による分譲ブランド「スマートハイムシティ」の本格展開を始める。進・スマートハイムを全国規模で分譲供給する。

 進・スマートハイムの普及拡大が狙いとなる。進・スマートハイムは4月に発売し、これまでに1000棟以上の契約を獲得した。スマートハイムシティは、50区画以上の大規模分譲地に加え、8区画程度の小規模分譲地まで対象にする。エネルギー自給率を高める環境性と、光熱費を削減する経済性、停電時でも電気が使える安心性を全戸で実現する。

 スマートハイムシティでは各戸に4kW以上の太陽光発電システムを設置し、HEMSは、エネルギーを「見える化」する「スマートハイム・ナビ」と呼ぶコミュニケーション型を装備。リチウムイオン蓄電池は「e-Pocket(イーポケット)」と名付けた屋外設置型を導入する。イーポケットは電力網と連系することで充・放電の切り替えを自動的に行う。

 このほか、将来の電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHV)の普及に備え、EV用のコンセントも標準で装備する。スマートハイムシティは、2013年3月までに全国で1000区画を販売し、2014年3月までにさらに1500区画の分譲を計画する。今後分譲地や街中でモデルハウスの建築を進め、2012年12月までに約40棟の展示・公開を目指す。【積水化学工業(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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