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環境ニュース[国内]

京セラ、北海道に建設の大規模太陽光発電所に30MW分の太陽電池モジュールを供給

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.09.27 【情報源】企業/2012.09.24 発表

 京セラは、北海道東部の白糠(しらぬか)町に建設される大規模太陽光発電所向けに、30MW(3万kW)分の多結晶シリコン型太陽電池モジュールを供給する。発電所は、豊田通商と東京電力が出資して再生可能エネルギー発電事業を展開するユーラスエナジーのグループが事業者となり、10月に着工し、2014年3月の稼働を予定する。

 大規模太陽光発電所は「白糠太陽光発電所」の名で、釧路市の西に隣接する白糠町の工業団地内に設置する。約62万5192m2の敷地面積があり、京セラが提供する太陽電池モジュール約13万5000枚を取り付ける。一般家庭約9600世帯の年間消費電力に相当する年間発電電力量を予測し、年間で約1万1000tのCO2排出削減効果を見込んでいる。

 白糠太陽光発電所で発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、北海道電力に売電する。ユーラスエナジーが日本で手掛ける初の太陽光発電事業となる。京セラの太陽電池モジュールは、四国電力グループの四電エンジニアリングが採用。公共・産業用分野の実績と安定した供給能力などが評価されたという。

 京セラは、北海道電力初の大規模太陽光発電所、伊達ソーラー発電所(北海道伊達市、1MW)や酪農家105戸への一斉導入(計約1MW)をはじめ、北海道で多くのモジュール設置実績を持つ。固定価格買い取り制度の導入を機に今後も各地で大規模太陽光発電所の開発が予想され、京セラは今回を弾みに受注拡大を目指す。【京セラ(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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