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環境ニュース[国内]

ミニストップ、店舗に太陽光発電システムを導入、2014年度までに約900店に設置

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.10.17 【情報源】企業/2012.10.15 発表

 ミニストップは、全国で展開するコンビニエンスストアの店舗に、2012年度末から順次、太陽光発電システムを導入する。2014年度までに設置可能な約900店に、合わせて発電容量約1万kW(10MW)のシステムを取り付ける。節電、省エネへの社会的ニーズの高まりや電力不足に対応し、再生可能エネルギーの創出に取り組む。

 各店舗に発電容量12kWの太陽光発電システムを設置する。7月に始まった再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用して売電すると同時に、店舗で自家利用する。買い取り制度向けシステムと、自家消費システムに分けて太陽電池を運用し、店舗で使う発電電力量は、1店舗あたり年間約1900kWhを予定する。

 店舗では年間約1900kWhの電力を空調や照明などに使用するとともに、太陽光パネルを屋根に設置することによる遮熱効果で空調機能の効率を高め、年間約1000kWhの消費電力を削減。両方を合わせて約2900kWhの電力削減効果を見込む。さらに、日中のピーク電力の抑制が可能になり、電力供給不足にも対応できる。

 固定価格買い取り制度を利用して売電した収益は、再生可能エネルギーへの再投資に充てるほか、太陽光発電システムと併せて災害時に対応できるリチウムイオン電池の設置や、次世代の省エネ設備導入に充当する。国内のミニストップ店舗は9月現在2147店あり、ほぼ2.4店に1店、太陽光発電システムが設置される。【ミニストップ(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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