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環境ニュース[国内]

ダイキン工業、連動による運転制御で省エネを図るエアコン付き温水床暖房を発売

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2012.10.26 【情報源】企業/2012.10.23 発表

 ダイキン工業は、室内の暖房負荷に合わせたエアコンと温水床暖房の連動による運転制御で省エネを図るエアコン付きヒートポンプ式温水床暖房「ホッとく〜る」を12月3日発売する。まずエアコンで部屋を短時間で暖め、その後、室温の上昇に応じて床暖房を主体に運転する。業界トップクラスの暖房効率となり、省エネと快適さを両立させた。

 部屋がエアコンで暖まった後は、エアコンの運転を抑えて床暖房をメーンにし、温度ムラなく足元から部屋を暖める。部屋が十分に暖まると、床暖房の温水温度を40℃から約35℃まで下げながらエアコンと連動して室温を調節する。エアコンとの同時運転で床暖房の温水温度を下げることができ、床暖房単独運転に比べて消費電力を約15%削減する。

 エアコンと床暖房の連動運転は、室温18℃以上、床温度24℃以上の快適な範囲に到達するまでの時間も、床暖房単独運転の半分以下に短縮。室温10℃から運転を始めた場合、30分で室温20℃以上、床温度19℃以上に達し、約1時間で快適範囲に到達する。エネルギー使用を抑制しながら素早く暖まり、室内空間に温度のムラが少ないことが利点となる。

 新築の一戸建て住宅で増えている広いリビングに対応し、リビング2ゾーンと、ダイニング、キッチンの計4ゾーンに分け、1つのリモコンでゾーンごとに制御できる。エアコンと床暖房の消費電流値に上限を設定し、ピーク電力を抑える機能も備える。室外機と床暖房ユニットで床暖房16畳までが41万5000円(税別)。別にエアコン室内機が必要になる。【ダイキン工業(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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