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環境ニュース[国内]

ソーラーフロンティアと日本政策投資銀行、メガソーラーのための投資会社を設立

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.01.16 【情報源】企業/2013.01.10 発表

 昭和シェル石油の100%子会社で太陽電池生産・販売のソーラーフロンティアと、日本政策投資銀行(DBJ)は、大規模太陽光発電所(メガソーラー)プロジェクトに資金を提供するための共同投資会社を設立することで合意した。2月からの運用を予定し、国内を対象に年間計100MW(10万kW)規模のプロジェクトへの出資を目指す。
 共同投資会社にはソーラーフロンティアが6割、DBJが4割出資。自ら発電事業者となって複数の大規模太陽光発電所プロジェクトを展開する。メガソーラーに適した土地を保有していながら、発電事業者の選定や資金調達が進んでいないプロジェクトや、プロジェクトファイナンスの組成が難しい2MW(2000kW)未満の案件にも投資する。
 ソーラーフロンティアは、共同投資会社を通じて投資することに加え、プラントの建設から運転を始めた後の発電事業までを担当する。さらに、完成、稼働開始済みのプロジェクトを発電事業者や投資家向けに売却するビジネスモデルも活用。発電事業の開発、事業運営のノウハウを蓄積することで、事業に参入する顧客層を支援する。
 DBJは共同投資会社に投融資するほか、共同投資会社が保有する大規模太陽光発電所プロジェクトを対象にしたプロジェクトファイナンスの組成も行う。DBJは2010年以降、ソーラーフロンティアが独自のCIS(銅・インジウム・セレン太陽電池を製造する国富工場(宮崎県国富町)に対し、複数の金融機関による協調融資を計3回アレンジして事業を支えている。【ソーラーフロンティア(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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