平成24年度白神山地世界遺産地域及び周辺地域入山者数調査　結果公表

　環境省東北地方環境事務所は、平成25年1月30日、平成24年度白神山地世界遺産地域及び周辺地域入山者数調査の結果を公表した。
　この調査では、白神山地世界遺産地域及び周辺地域の13箇所の登山道入口に自動計測機器を設置し、平成24年5月14日から11月16日まで計測を行った。
　その結果、成24年度の白神山地世界遺産地域及び周辺地域への入山者数は、延べ約3万7千人となった。
　全体の入山者数は平成23年度の約4万人より減少し、比較が可能となる過去9年間のデータの中で最も少ない結果となった。その要因として環境省では、東日本大震災による観光客の減少に加え、例年以上の大降雪がもたらした道路の開通時期の遅れや、梅雨時期の土砂崩れに起因した通行止めが影響したと考えている。【環境省】