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環境ニュース[国内]

日産自動車、2012年1〜12月の販売実績でEV「リーフ」は前年比22%増の約2万7000台

大気環境 交通問題】 【掲載日】2013.02.08 【情報源】企業/2013.02.04 発表

 日産自動車は、2012年1〜12月の世界の販売実績を公表した。このうち電気自動車(EV)の「リーフ」は世界規模で販売が伸び、前年比22%増の約2万7000台となり、発売からの累計は5万台近くに達した。資本・業務提携関係にあるルノーと合わせると、2012年のEV販売は前年比83.8%増の約4万4000台で、EV市場シェアは64%だった。
 リーフは世界で最も売れているEVとされ、2012年に全世界で2万6976台を販売。2010年12月に販売を始めてからの累計販売台数は4万9117台となった。ルノーは、2012年に2車種のEVを発売したことから1万6853台を販売し、日産・ルノーで2012年に計4万3829台を販売した。ルノーのEV累計台数は、2011年10月の発売以降1万8606台になる。
 日産は、2011年度〜2016年度の中期経営計画「パワー88」の中で、期間中にルノーと合わせて累計150万台のEVを販売する目標を掲げている。2012年12月までの両社の累計EV販売は7万台に届いていないため、目標の実現は厳しいとの見方も出ている。航続距離の短さや充電インフラが十分ではないことなどが普及のネックになっている。
 日産はリーフのてこ入れを進め、2012年11月にマイナーチェンジして1回の充電での航続距離を伸ばすとともに、価格を抑えた新しいグレードを投入した。さらに2013年4月には約28万円の価格引き下げを予定している。一方、ガソリン車を合わせた日産の2012年の世界販売台数は、前年比5.8%増の494万133台と暦年で過去最高だった。【日産自動車(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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