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環境ニュース[国内]

佐川引越センター、社名変更に併せて「カーボン・オフセット引越輸送」提供開始

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.02.15 【情報源】企業/2013.02.12 発表

 佐川急便を中核とするSGホールディングスグループで引っ越しサービスの佐川引越センターは、2月21日に社名を「SGムービング」に変更し、それに併せて業界で初の「カーボン・オフセット引越輸送」の提供を始める。引っ越しの際に輸送トラックが排出するCO2を、オフセット・クレジット(J-VER)を使って相殺する仕組みとなる。
 カーボン・オフセット引越輸送は、引っ越しの集荷、配達を行うトラックの走行に伴うCO2排出を、東日本大震災の被災地で創出されたJ-VERなどでオフセットする取り組み。環境省の「被災地産J-VER等を活用したカーボン・オフセット認証取得支援に係る事業者支援」に採択された。J-VERは、岩手県の釜石地方森林組合から購入する。
 顧客はこの引っ越しサービスによって、環境負荷低減と被災地の復興支援ができ、利用者には証明書を発行する。オフセットに関する追加費用や証明書の手続き費用は、佐川引越センターが負担する。佐川引越センターは、引っ越し作業などで車両を使用する事業者として、環境保全活動の一環でカーボン・オフセット引越輸送を開発した。
 社名変更は、引っ越し以外の事業分野の拡大が狙い。現在も手掛ける大型家具・家電の設置輸送業務や美術品の輸送・ルート配送事業などを拡充するため、引っ越し専門業者のイメージを払しょくすることにした。佐川引越センターは社名変更とカーボン・オフセット引越輸送を機に、環境負荷を低減する商品・サービスの開発を進める。【SGホールディングス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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