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環境ニュース[国内]

イオン、環境配慮型商業施設を東京・東久留米と新潟に開店、東久留米は緑地を設置

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.03.25 【情報源】企業/2013.03.19 発表

 イオンは、環境配慮型の商業施設として東京都東久留米市に「イオンモール東久留米」、新潟市西区に「イオン新潟青山SC」をどちらも4月23日に開店する。両施設ともイオンの環境目標「ecoプロジェクト」に沿ってCO2排出削減を進める。イオンモール東久留米は敷地内に緑地を設置し、イオン新潟青山SCは市などとレジ袋の削減協定を結ぶ。
 イオンモール東久留米は、「イオン東久留米店」を核店舗に、124の専門店で構成する。敷地面積は5万4000m2で建物は4階建て延べ床面積7万9100m2。敷地西側に「東久留米市南沢12緑地」、東側に「むさしのGreen Park(グリーンパーク)」と呼ぶ緑地を配置し、健康器具や遊具を装備。散策が楽しめる約1kmのウオーキングコースも整備する。
 太陽光パネルを約230m2の面積に取り付けて年間1万6400kWhの電力を発電し、建物内で活用するほか、高効率の空調システムを導入して消費電力を抑える。照明器具は、施設全体の98%をLED(発光ダイオード)にする。開店を前に、地域に自生する木を中心に約2万本の苗木を敷地内に植える「ふるさとの森づくり」植樹祭を3月31日に実施する。
 イオン新潟青山SCは、2階建てで商業施設の面積は2万7892m2。リニューアルオープンとなり、2012年2月に閉店して建物、売り場を一新した。新潟市や市消費者協会との「マイバッグ等の持参促進及びレジ袋削減に関する協定」を予定し、食品売り場で無料配布をやめてCO2排出削減を図る。1枚5円で販売するレジ袋の収益は環境活動に充てる。
 建物外壁約220m2に出力22.7kW規模の太陽光パネルを設置してSC内で使い、LED照明に人感・感光センサーを合わせて消費電電力を削減。ビルエネルギー管理システム(BEMS)も採用した。イオンのecoプロジェクトは2012年9月に始まり、2020年度に2010年度比でエネルギー使用量を50%削減することや、太陽光パネルの導入などを掲げている。【イオン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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