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環境ニュース[国内]

イオン、太陽光発電など環境配慮型ショッピングモール「イオンモールつくば」開店

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.02.13 【情報源】企業/2013.02.07 発表

 イオンは、太陽光発電システム、LED(発光ダイオード)照明などを採用した環境配慮型のショッピングモール「イオンモールつくば」を茨城県つくば市に3月15日開店する。施設の中で電力消費の多い空調に関しても、高効率熱源などでエネルギーを約50%削減し、壁面緑化も施した。オープン前の3月3日には地域住民と植樹祭を実施する。
 建物の屋根とひさし面に出力460kWの太陽電池パネルを設置して太陽光発電を行ううえ、オープン後に敷地内に順次、太陽電池パネルの取り付けを進め、1000kW(1MW)のメガソーラー(大規模太陽光発電設備)を目指す。LED照明は、共用部と核店舗「イオンつくば店」が100%となり、テナントも大部分が導入。全館で消費電力を削減する。
 空調については、複数の空調機をカスケード(連なった)配置にして冷水の搬送動力を低減する自社開発の空調冷水システムなどによって、一般的なシステムと比べて電力消費を半減。併せて、建物の南側の壁面約350m2を緑化して夏の直射日光を遮る。さらに、井戸水をくみ上げてトイレの洗浄水にすることで、上水の使用量を削減する。
 植樹祭は2000人の参加を予定し、地域に自生する木を中心に約2万本の苗木を植樹。敷地内にこれを含む約4万本を植える。駐車場には電気自動車の充電器も3台備える。イオンモールつくばは圏央道つくば牛久インター近くにあり、敷地面積約20万m2。建物は3階建てで延べ床面積約10万5000m2。イオンつくば店のほか約200の専門店が出店する。【イオン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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