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環境ニュース[国内]

富士重工業、「スバル」初HVとなるSUVを「ニューヨーク国際自動車ショー」で公開

大気環境 交通問題】 【掲載日】2013.04.03 【情報源】企業/2013.03.29 発表

 富士重工業は、「スバル」で初めてのハイブリッド車(HV)となるSUV(多目的スポーツ車)の「スバルXVクロストレックハイブリッド」を、米国ニューヨークで開催中の「2013年ニューヨーク国際自動車ショー」(一般公開3月29日〜4月7日)で初公開した。環境性能に加え、走りを重視した設計にした。米国市場で今秋の投入を予定する。
 XVクロストレックハイブリッドは全輪駆動のスポーツタイプSUVで、排気量は2000cc。水平対向4気筒DOHCエンジンとモーターを組み合わせた独自開発のハイブリッドシステムを搭載し、モーターのアシストによる軽快な走りと燃費性能を実現した。燃費は、プラグインハイブリッド車(PHV)を除く米国のSUVの全輪駆動車でトップになる。
 低速域はモーターだけで電気自動車(EV)走行し、中速域からエンジンを主体にモーターがアシストして走る。荷室の下にバッテリーを配置し、ガソリン仕様車のXVクロストレックと同じ荷室スペースを確保するとともに重量バランスを同等に維持しながら、車台をハイブリッド車専用に改良。ハイブリッドシステムで走行性能を一層高めた。
 全長445cm、全幅178cm、全高161.5cm、最低地上高22cm。ホイールベースは264cm。スバルの特長になっている走りを楽しむ車として展開する。バッテリーはパナソニックのニッケル水素電池システムを採用。耐久性に優れ、充放電能力を長期間維持できる点を評価した。XVクロストレックの日本名は「XV」で、HVは米国より前に日本で発売する。【富士重工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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