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環境ニュース[国内]

京都議定書目標達成計画進捗状況の点検結果 公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.04.08 【情報源】環境省/2013.04.08 発表

 内閣総理大臣を本部長とする地球温暖化対策推進本部が平成25年4月5日に開催され、「京都議定書目標達成計画の進捗状況」の点検を行った。
 点検は、目標達成計画に掲げられた各対策・施策の排出削減量及び対策評価指標について、原則として2000年度から2011年度までの実績の把握を行うとともに、計画策定時の見込みに照らした実績のトレンド等を評価し、対策・施策の追加・強化等の状況を把握した。
 その結果、全体で188件の対策のうち、見込みに照らした実績のトレンド等は、[1] 目標達成又は実績のトレンドが見込みを上回っている 57件、[2] 実績のトレンドが概ね見込みどおり 69件、[3] 実績のトレンドが計画策定時の見込みと比べて低い 42件、[4] その他(定量的なデータが得られないものなど) 20件−−であった。
 また、2008年度から2012年度の京都議定書第一約束期間のうち、実績値が出ている2011年度までの4年間について言えば、森林吸収量の見込み及び京都メカニズムクレジットの取得を加味すると、平均で基準年比9.2%減であり、京都議定書の目標を達成する水準であった。最終年度であるる2012年度については、排出量の算定に必要な統計調査等の結果の取りまとめには今しばらく時間を要するため、政府として見通しを示すのは困難だが、これまでの実績を踏まえれば、京都議定書の目標は達成可能と見込んでいる。
 なお、今後は、平成25年3月15日に決定した「当面の地球温暖化対策に関する方針」に基づき、本年11月の国連気候変動枠組条約第19回締約国会議(COP19)までに、25%削減目標をゼロベースで見直すため、地球温暖化対策計画の策定に向けて、中央環境審議会・産業構造審議会の合同会合を中心に、関係審議会において地球温暖化対策計画に位置付ける対策・施策の検討を行います。この検討結果を踏まえて、地球温暖化対策推進本部において地球温暖化対策計画を作成する予定。【環境省】

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