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環境ニュース[国内]

イオン、レジ袋と持ち帰りかごでバイオマス検証マーク取得

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2013.04.25 【情報源】企業/2013.04.23 発表

 イオンは、有料のレジ袋と持ち帰り専用のかご「マイバスケット」に関して、国際的な認証機関のSGSとULからバイオマス検証マークを取得した。総合スーパーの「イオン」やスーパーの「マックスバリュ」など全国の店舗に4月25日から順次、導入する。SGSとULの2つの認証機関からのバイオマス検証マークの取得は、世界で初めてという。
 SGSはスイス本社の世界最大級の第三者認証機関で、ISO(国際標準化機構)、FSC森林管理協議会)森林管理などの認証や検証などを手掛ける。ULは「ULマーク」に代表される製品安全試験・認証を行う北米最大級の機関。SGSとULは豊田通商とともにバイオマス素材含有量の規格統一に向け「植物由来素材認証プログラム」を展開している。
 イオンは、バイオマス素材の認知度向上と利用促進を目的とする同プログラムに賛同して検証マークを取得。有料レジ袋、マイバスケットにSGSとULの両方の検証マークを入れる。検証に基づくバイオマス素材の含有量は有料レジ袋が70%、マイバスケットが55%となり、マークと併せて「植物由来度」として「70%含有」「55%含有」と示す。
 検証マーク付きの有料レジ袋は、レジ袋の無料配布を行っていない約850店舗、同マイバスケットはグループ約1400店舗に導入する。有料レジ袋は2011年にバイオマス素材にしたが、マークを付けてアピールする。イオンはマイバッグ、マイバスケット持参運動を推進し、2012年度に18億枚のレジ袋を削減。16万7000tのCO2排出削減につなげた。【イオン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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