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環境ニュース[国内]

第15回日中韓三ヵ国環境大臣会合 開催

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2013.05.08 【情報源】環境省/2013.05.07 発表

 環境省は、平成25年5月5日、6日に第15回日中韓三ヵ国環境大臣会合(TEMM15)を福岡県北九州市で開催した。
 日中韓三カ国環境大臣会合は、北東アジアの中核である日本・中国・韓国の三カ国の環境大臣が一堂に会し、本地域及び地球規模の環境問題に関する対話を行い、協力関係を強化するため、1999年(平成11年)から毎年開催しているもの。
 今回の会合には、日本から石原伸晃環境大臣、秋野公造環境大臣政務官、中国から李幹傑(リ・カンケツ)環境保護部副大臣、韓国から尹成奎(ユン・ソンギュ)環境部大臣が出席、カ国の国内環境政策の進捗状況の紹介を行うとともに、大気汚染、グリーン経済、気候変動生物多様性等について率直な意見交換を行い、共同コミュニケを採択した。
 共同コミュニケには、大気汚染について、互いに理解を深め、協力し合うことを通じ、この問題の解決を図っていくことの重要性について認識が一致し、そのために、新たに三カ国による政策対話を設置することに合意したこと。三カ国は、日中韓のみならずアジア全体の持続的発展に対する大気汚染問題の重要性にかんがみ、既存の地域的取組を更に活用するべく協力を進めることに合意したこと。また、黄砂については、発生源対策の重要性を認識し、効果的な対策をとるため、世界銀行、地球環境ファシリティ(GEF)、モンゴル等のステークホルダーとの調整を行うことに合意したこと。さらに気候変動については、緑の気候基金への協力や、国内排出量取引や二国間オ フセット・メカニズムを含む市場メカニズムの推進等によるグリーン成長と 低炭素開発の達成に向けた取り組みを強化していくこととしたこと等を盛り込んでいる。【環境省】

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