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環境ニュース[国内]

横浜ゴム、岩手県大槌町の「いのちを守る森の防潮堤」づくりの支援で植樹会を開催

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.05.10 【情報源】企業/2013.05.07 発表

 横浜ゴムは、岩手県大槌町が東日本大震災の復興計画の1つとして進める「いのちを守る森の防潮堤」づくりを支援し、5月18日に植樹会を開催する。昨年4月に実施したモデルケースになる森づくりに続き2期目となり、モデルケースの森を「平成の杜(もり)」と命名した。今回は、土地本来の常緑広葉樹の苗木約5000本を植える。
 昨年植樹した長さ50mの植樹マウンドと呼ぶ土台の隣に、新たに50mの植樹マウンドを造って植樹する。震災で発生した木質系のがれきや、土砂、コンクリート片など土系の不燃がれきを植樹マウンドに活用していることが特長。がれきの処理コストの削減や焼却処理に伴うCO2発生を抑えられることに加え、苗木の発育促進効果もある。
 横浜ゴムは昨年の植樹の後、地域に自生する広葉樹のドングリ集め、町民らとの苗木づくり、稲ワラ集めなど、2期目以降の植樹に向けて継続的な支援を続け、今回2期目の植樹会を行う。当日は、横浜ゴムの会長、社長、元レーシングドライバーの片山右京さん、大槌町の町長などが出席。横浜ゴムの従業員が地域住民らと木を植える。
 いのちを守る森の防潮堤は、植物生態学者の宮脇昭・横浜国立大学名誉教授が提唱し、東北地方の太平洋沿岸約300kmに津波の被害を軽減する森づくりを計画。震災がれきの活用も同名誉教授が提言した。横浜ゴムグループは2007年から、従業員が同名誉教授の指導を受けて森づくり「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトを展開している。 【三菱重工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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