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環境ニュース[国内]

イオン・大阪ガス、大阪に開店する環境配慮型店舗のエネルギーシステム構築で協働

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.05.23 【情報源】企業/2013.05.21 発表

 イオンと大阪ガスは、大阪市西区にイオンが5月31日に開店する環境配慮型店舗「イオンモール大阪ドームシティ」のエネルギーシステム構築で協働する。防災と環境に配慮した機能を備え、非常用発電機兼用ガスコージェネレーション(熱電併給)や、太陽光発電と発電機能付きガスヒートポンプエアコンを組み合わせた仕組みを導入する。
 イオンモール大阪ドームシティはドーム球場の京セラドーム大阪に隣接。大阪ガスが地域冷暖房システムなどのエネルギーネットワークを形成していることから、両社のノウハウを集めてモールを開発することにした。周辺には災害拠点病院や消防局、交通局があり、防災の役割が重要なため、省エネ性能を向上させながら、防災性能を高める。
 非常用発電機兼用ガスコージェネは、出力815kWの設備を2台装備。停電した際、ガス発電で防災用コンセントや一部の照明、冷凍・冷蔵、ポンプなどの電源を確保し、平常時はモール全体で必要な電力の約3分の1を賄う。排熱は店舗の空調設備のエネルギー源に使い、余った分は大阪ガスの地域冷暖房エネルギープラントに融通する。
 太陽光発電と発電機能付きガスヒートポンプエアコンの組み合わせは「ソーラーリンクエクセル」と呼び、商業施設で初めてとなる。晴天時は太陽光発電を最大限に活用し、曇天の時はガス発電で補完する。イオンモール大阪ドームシティは、イオンが推進する環境配慮型店舗「スマートイオン」の1つで、全国初の防災対応型として展開する。【イオン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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