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環境ニュース[国内]

イオン、次世代環境配慮施設「イオンタウン新船橋」開店、国土交通省の事業に採択

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.04.08 【情報源】企業/2013.04.04 発表

 イオンは、「スマートイオン」と名付けて展開を始めた次世代の環境配慮型商業施設の2号店となる「イオンタウン新船橋」を千葉県船橋市に4月12日開店する。国土交通省の「住宅・建築物省CO2先導事業 建築物(非住宅)中小規模建築部門」に採択されたプロジェクトの対象施設で、空調、換気、照明のエネルギー使用量を大幅に抑制する。
 施設内の外構、各店舗内、共用部分など全ての照明をLED(発光ダイオード)にしたほか、核店舗「マックスバリュ新船橋店」の冷凍・冷蔵ショーケースの70%に高効率機器を採用。屋上などに計約13.5kWの太陽光パネルを設置し、発電した電力を蓄電池に貯めて施設の照明やポンプに使う。BEMS(ビルエネルギー管理システム)も導入する。
 太陽光を室内に採り入れる照明システムを備え、電気自動車用の充電スタンドも2基設置した。壁面に緑化を施したほか、屋上にはイベント広場や、環境教育ができるレンタル菜園を設け、環境活動を支援する。既に3月31日に約2200本の植樹を行った。イオンタウン新船橋の敷地面積は約8300m2、建物は約5700m2。物販・サービスを扱う26店が入る。
 スマートイオンは、イオンが推進するエネルギー消費を抑えた店舗「エコストア」を進化させた施設。節電や環境意識の高まりを受け、エコストアの基準に、エネルギーを地域で効率的に融通し合う仕組みや生物多様性を意識した設計など、5項目を加えた。1号店として「イオンモール八幡東」(北九州八幡東区)が3月15日にオープンした。【イオン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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