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環境ニュース[国内]

京セラ、空調負荷を低減するグリーンカーテンを国内外のグループ会社34拠点で生育

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.06.05 【情報源】企業/2013.05.31 発表

 京セラは、夏の節電・省エネを目的に、空調負荷を低減するグリーンカーテン(緑のカーテン)を国内外のグループ会社34拠点の建物外壁の一部で生育する。工場や事業所の窓際にゴーヤやアサガオなどのつる性の植物を育てる取り組みで、今夏は本社(京都市伏見区)をはじめ、中国やタイなど6拠点が新たに実施し、過去最多となる。
 グループの各拠点が今夏に生育するグリーンカーテンの全長は計約982m、総面積はテニスコート約16.1面分に相当する計約4191m2になると予想し、成長に合わせて植物が吸収するCO2の量は、全拠点の総計で年間約1万5000kgに達すると見込んでいる。昨夏はグループ30拠点がグリーンカーテンを設け、全長830m、総面積約3417m2だった。
 京セラグループのグリーンカーテンは、2007年度に長野岡谷工場(長野県岡谷市)が始めて以来、環境意識の高まりを背景に毎年、拠点や規模を拡大してきた。新たに今夏は国内でアサガオを全長21.2m、面積62.1m2で育てる本社のほか、3拠点が実施。海外では中国・上海の拠点が13m、117m2で紅藤、タイでは15m、45m2で竹を生育する。
 グリーンカーテンは、室内の温度を2℃程度下げるとされ、その効果でエアコンの冷房による電力使用量が抑えられ、節電・省エネが可能になる。京セラグループでは拠点で生育するだけでなく、社員が自宅で育てるための講習会を開いているほか、ウェブサイトで育て方を紹介したり、地域に苗を配布するなど取り組みを広げている。【京セラ(株)】
提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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