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環境ニュース[国内]

キリン、「グループ長期環境ビジョン」策定、資源循環100%社会の実現目指す

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.07.03 【情報源】企業/2013.06.28 発表

 キリンホールディングスは、2050年を見据えた戦略となる「キリングループ長期環境ビジョン」を策定した。グループのバリューチェーン(価値連鎖)で発生する環境負荷を低減し、資源循環100%社会の実現を目指す取り組み。長期経営構想の環境課題を発展させ、生物資源、水資源、容器包装地球温暖化の分野で目標を設定した。
 長期環境ビジョンは「豊かな地球のめぐみを将来にわたって享受し引き継ぎたいという想いを、バリューチェーンに係わる全ての人々と共につないでいきます」とのメッセージを掲げ、資源循環100%社会に向けた活動を示した。生物資源では、2050年までに持続可能な形で使用していることを目指し、生態系保全に配慮した利用を進める。
 同時に、生産地の持続可能性を高める活動を行い、生態系保全と持続可能な生物資源利用の観点からリスクを評価し、優先順位の高いことから手掛ける。水資源は2050年までに各地域の水源の永続的な確保を目指す。地域で大きく異なる課題に地域の利害関係者と取り組み、水の高効率利用を推進するとともに、水資源を守る活動を展開する。
 容器包装は、2050年までに持続可能な状態で使用していることを目指し、軽さ、使いやすさと同時に自然環境への影響を最小限に抑えた使用に努める。植物性樹脂の利用や容器を容器に戻す仕組みなど、持続可能な容器包装の開発・採用を進める。温暖化は、2050年までにバリューチェーンでのCO2排出量を、地球が吸収できる範囲に抑制する。【キリンホールディングス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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