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環境ニュース[国内]

JX日鉱日石エネルギー、2020年度の環境目標と2015年度までの中期環境経営計画策定

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.05.15 【情報源】企業/2013.05.13 発表

 JX日鉱日石エネルギーは、2020年度の長期環境目標と、2013年度から2015年度までの新たな中期環境経営計画を策定した。長期環境目標で2020年度の自社と顧客のCO2排出量を2009年度比400万t削減することを設定し、中期環境経営計画は、地球温暖化防止・生物多様性保全策の推進、環境負荷低減、環境マネジメント体制充実を重点に取り組む。
 2020年度の長期環境目標は、製油所などでの省エネ対策の推進と、自社の環境配慮型商品の拡販・開発によって実現を目指す。目標に掲げた2009年度比400万tのCO2排出量削減は、JXエネルギーグループの2009年度のCO2排出量2000万tの20%に相当する。中期環境経営計画は、2010〜2012年度の第1次中期環境経営計画に続いて定め、第2次となる。
 地球温暖化防止・生物多様性保全策の推進では、製油所などで省エネを進め、2015年度のCO2排出量を2009年度比で80万t削減し、環境配慮型商品の開発・販売を拡大することで顧客のCO2排出量を同130万t削減する。併せて製油所の緑地の活用と希少種の保護活動を推進する。環境負荷低減は、廃棄物削減対策で最終処分率0.5%未満を維持する。
 環境負荷低減ではオフィスについて、所有する施設の事務所照明の高効率化を全体の50%まで高めるとともに、従業員1人あたりの紙の使用量を年間5000枚に削減。節電とゴミ分別の徹底も図る。環境マネジメント体制の充実に関しては、環境経営の範囲を主要な海外製造拠点に拡大すると同時に、環境保全や次世代の育成・支援活動を展開する。【JX日鉱日石エネルギー(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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