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環境ニュース[国内]

ブリヂストン、「タイヤリサイクルセンター大阪」を開設、回収して全数再利用

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2013.07.22 【情報源】企業/2013.07.17 発表

 ブリヂストンのグループ会社で自動車タイヤ販売のブリヂストンタイヤジャパンは、「ブリヂストンタイヤリサイクルセンター大阪」を大阪市住之江区に7月16日に開設した。顧客の使用済みタイヤを回収し、全数を再使用リユース)・再利用(リサイクル)する。リトレッドタイヤ製造工場と廃タイヤ中間処理工場を1カ所に集約した。
 リトレッドタイヤは、接地部分(トレッド)のゴムだけを貼り替え、タイヤの台の部分を再び使用できるようにしたタイヤで、省資源につながる。中間処理では廃タイヤを破砕する。タイヤリサイクルセンター大阪は約7100m2の敷地面積があり、トラック・バス用のリトレッドタイヤ製造工場と、廃タイヤ中間処理工場を備える。
 大阪府全域と京都府、兵庫、和歌山県の一部地域から使用済みタイヤを回収する。リトレッドタイヤにできる場合はリトレッド工場でゴムを貼り替えて顧客に戻し、台が使えない時は、廃タイヤとして中間処理工場で破砕処理して燃料にする。リサイクルセンター大阪によって、回収したタイヤすべてのリユースリサイクルが可能になる。
 ブリヂストンタイヤジャパンはこれまで低燃費タイヤ「エコピア」の販売やリトレッドタイヤの展開などで環境負荷低減を進めてきた。今回のタイヤリサイクルセンター大阪の開設を通して、商品使用時を中心にした環境対応から、タイヤの生産、使用、廃棄までタイヤのライフサイクルの大部分に活動を進化させ、資源の有効活用を図る。【ブリヂストン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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