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環境ニュース[国内]

日本初、植林CDM事業への炭素クレジットが発行される

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.09.24 【情報源】その他/2013.08.26 発表

 独立行政法人国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、2006年からJIRCASがパラグアイの低所得農村で実施している小規模農家向け植林クリーン開発メカニズム(CDM)事業に対して、国連CDM理事会から炭素クレジットが発行されたと発表。植林CDM事業に炭素クレジットが発行されるのは日本初の事例となった。
 森林破壊の進む南米では、小規模農家が直接利益を享受する植林CDM事業はこれまで例が少ない。同事業を通じて、劣化した土地を植林することで二酸化炭素吸収など森林の多面的機能を発揮させるとともに、発展途上国における地域の環境改善に貢献するという2つの効果を併せ持つ新たな環境保全型農村開発のモデルの先進事例として活用されることが期待される。
 JIRCASでは、炭素クレジットにより生み出される資金を活用し、事業対象地域である16の低所得集落にある各小中学校の教育用機材等の購入にあてる予定としている。【独立行政法人国際農林水産業研究センター】

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