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環境ニュース[国内]

舞鶴港及び石垣港の港湾計画の改訂について環境省意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2013.12.02 【情報源】環境省/2013.12.02 発表

 環境省は、平成25年12月2日開催の交通政策審議会第54回港湾分科会で審議された鹿島港、水島港及び那覇港の港湾計画の改訂について、国土交通省に対して環境保全上の観点から意見を提出した。
 今回の意見では、舞鶴港については、計画改訂において路線変更又は形状変更が予定されている3路線の臨港道路は、大気質、騒音及び振動について環境影響の調査、予測及び評価が行われているが、これらについては、内陸部を通過し、自然環境の残された土地の改変を伴う区間もあり、動植物への影響が懸念される。このため、各路線の事業実施に当たっては、改めて動植物への影響について検討し、必要に応じて、動植物への影響について調査、予測及び評価を行い、専門家の意見を聞いた上で環境保全措置を講じるよう求めている。
 石垣港に関しては、サンゴ群集及び海草藻場等の保全について、今後の事業の実施に当たっては、個別事業の計画段階からサンゴ群集、海草藻場や存続基盤が脆弱な海生生物の生息・生育への影響を最小限とするよう、必要に応じて専門家の意見や助言を受けた上で、これらに配慮した慎重な検討を行い、サンゴ群集や海草藻場の移植その他の適切な環境保全措置を講じるよう求めている。また、事業実施後においては、必要に応じてモニタリングを行い、サンゴ群集、海草藻場や存続基盤が脆弱な海生生物の生息・生育への影響を把握するとともに、その結果に応じて追加的な環境保全措置を検討し、実施するよう求めている。【環境省】

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