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環境ニュース[国内]

2014年から2017年のメバチの漁獲を規制強化で合意 中西部太平洋まぐろ類委員会第10回年次会合

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2013.12.09 【情報源】水産庁/2013.12.06 発表

 水産庁は、2013年12月2日から6日まで、オーストラリアのケアンズで開催された中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第10回年次会合の結果を公表した。
 WCPFCはこれまでかつお・まぐろ類の国際管理の空白水域となっていた中西部太平洋で、その資源管理を担うことを目的に設立された委員会。04年6月に設立条約が発効し、毎年12月に年次会合を開催している。日本は05年7月にこの条約に加入している。
 会合の結果、メバチ・キハダ・カツオの保存管理措置については、日本などがメバチの幼魚を大量に混獲する熱帯域の大型まき網漁業の管理強化を求め、協議の結果、2014年から2017年のメバチの漁獲を規制強化するため、まき網漁業については集魚装置を用いた操業の3ヶ月間禁止+集魚装置の使用数半減又は使用禁止期間の3ヶ月間延長を2014年から段階的に実施すること。はえ縄漁業についてはメバチの漁獲量を2001〜2004年の平均値から2014年から段階的に40%削減することなどで合意した。
 また、太平洋クロマグロの保存管理措置については、9月に開催された北小委員会で合意した、太平洋クロマグロの漁獲努力量を、2002〜2004年水準よりも削減し、未成魚(0〜3歳)の漁獲量を2002〜2004年平均漁獲量から少なくとも15%削減することで合意した。【水産庁】

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