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環境ニュース[国内]

サントリーグループ、「天然水の森」の水源かん養面積の目標を拡大

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.12.16 【情報源】企業/2013.12.10 発表

 サントリーグループは、高い水源かん養機能を持つ森林を育てる活動「サントリー天然水の森」で、これまで掲げてきた水源かん養面積の目標を拡大して新たに設定した。2009年に7000haと定めたが、今回2020年までに1万2000haを目指すことにした。生物多様性のある豊かな森と水資源の保全をさらに進めることが狙いだ。
 サントリー天然水の森は、水源かん養林として高い機能がある森を育てると同時に、生物多様性を保全して人が自然と接することができる森づくりを進める取り組みで、2003年に始めた。工場でくみ上げる地下水の量と同じ量の水を生み出す森をつくるため7000haの目標を設定した。2011年にクリアして現在は7600haを超えた。
 7000haを達成したことから新たに、サントリーグループが国内工場で使用する地下水量の2倍にあたる1万2000haの目標を設定した。各工場では節水活動を積極的に推進し、使用する地下水量をつくり出すために必要な面積は当初に比べて減少を続けている。現段階では2020年に6000haになると推定してその2倍の1万2000haとした。
 サントリー天然水の森は、サントリー九州熊本工場(熊本県嘉島町)の水源かん養エリアになっている阿蘇外輪山で始めて以来、現在は13都府県17カ所に広がった。今後はこれら17カ所のサントリー天然水の森を起点に面積を拡大していく計画となり、科学的な植生調査や整備計画立案・実施によって質の高い森づくりを実現する。【サントリーホールディングス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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