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環境ニュース[国内]

ホンダ、電動車両用普通充電器を開発、壁掛け式で既存駐車場に容易に設置可能

大気環境 交通問題】 【掲載日】2014.01.16 【情報源】企業/2014.01.14 発表

 ホンダは、電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHV)といった電動車両用の普通充電器「HEH55」を開発した。壁掛け式のため床の工事が不要になり、短期間の工事で既存の駐車場に容易に設置できることが特長となる。通信ネットワークによる課金サービスや、ICカードを使った認証にも対応する。
 HEH55は電源部と充電ボックス部で構成し、大きさは電源部が幅90cm、高さ60cm、奥行き30cm、充電ボックス部はそれぞれ40cm、60cm、20cmで充電ケーブルは約5mの長さがある。いたずら防止用の充電コネクターロック機能、漏電遮断機能も装備する。課金サービスやICカード、ロック機能はタイプ別設定となる。
 太陽光発電システムと連系した充電も実現し、停電時でも電動車両に充電できる。太陽光発電の発電量に応じて充電電流を制御する。電源部の重量は約40kgだが、ソーラー連系タイプは約55kgになる。スマートフォン(多機能携帯電話)などの端末で充電状況がリアルタイムに把握できる充電情報表記機能も備える。
 HEH55は、2013年12月に個人向けのリース販売を始めたPHVのセダン「アコードプラグインハイブリッド」とともに、「第6回国際カーエレクトロニクス技術展〜カーエレJAPAN」(1月15〜17日、東京ビッグサイト)や「ENEX2014/Smart Energy Japan 2014」(1月29〜31日、同)などのイベントで展示して紹介する。【本田技研工業(株)】

提供:日経bp環境経営フォーラム(emf)

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