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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、薪ストーブ等の汚染物質排出基準に関する意見公聴会を開催へ

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2014.02.06 【情報源】アメリカ/2014.01.23 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)リージョン1(ニューイングランド地方を管轄)は2014年2月26日、ボストンで、薪を燃料とする住宅用暖房器(薪ストーブなど)の大気汚染物質排出基準の改正案に関する意見公聴会を開催する。
 薪ストーブなどの住宅用暖房器の排煙は煤(粒子状汚染物質)等の有害汚染物質を含んでおり、人体に深刻な健康被害を及ぼすことが懸念されている。中でも、粒子状物質は心臓や喘息の発作、脳卒中など様々な健康被害との関連性が指摘されている。ニューイングランドの一部地域では、薪を使用するこれらの暖房器の排煙が原因で冬季の大気質が著しく低下しているという。
 EPAが提案している新基準は、汚染物質排出が現状に比べて約80%少ない次世代機器の製造を後押しし、大気質の向上と国民の健康増進を目指すものである。その第1段階は2015年から製造・販売される機種に適用される見込み。現在使用または販売されている機種は対象外になるという。【アメリカ環境保護庁】

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