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環境ニュース[国内]

パナホーム、大阪府などと協定、本社のビオトープで地域の生物多様性を保全

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2014.02.07 【情報源】企業/2014.02.04 発表

 パナホームは2月12日、「おおさか生物多様性パートナー協定」を大阪府や本社のある同府豊中市、府立大学、地方独立行政法人の府立環境農林水産総合研究所と締結する。本社敷地内の緑化ゾーン「つながりのひろば」に整備したビオトープ(生物の生息空間)を中心に、希少種の保護管理など地域の生物多様性保存を推進していく。
 このパートナー協定は、大阪府、自治体、大学や試験研究機関が連携し、生物多様性保全に率先して取り組む企業を支援することで活動を促すと同時に、府民や地元住民に普及・啓発を図ることが目的となる。パナホームは、ビオトープを活用して生物多様性保全を進めていることから、活動の一層の強化に向けて協定を結ぶことにした。
 つながりのひろばは727m2の面積があり、2013年4月から一般に公開している。地域の生態系ネットワークの拠点をつなぎ、生物多様性を保全することなどを狙いに設置した。ビオトープでは、同環境農林水産総合研究所の水生生物センターの協力を受け、府の絶滅危惧種に指定されている地元生まれの遺伝子を持つメダカを保護している。
 協定によって大阪府はパナホームの活動内容認証とウェブサイトでの紹介、豊中市は活動支援などを行う。府立大学は生態系に関する専門調査の技術的支援、環境農林水産総合研究所はビオトープの維持管理や希少種保護の助言・指導を担当する。パナソニック社内カンパニーのエコソリューションズも、2013年11月に協定を結んでいる。【パナホーム(株)】

提供:日経bp環境経営フォーラム(EMF)

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