一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

栃木県 渡良瀬遊水地の保全へ 普及啓発DVD作成

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2014.03.05 【情報源】地方自治体/2014.01.10 発表

 栃木県は、ラムサール条約湿地に登録された渡良瀬遊水地の豊かな生物多様性の保全治水機能の向上を含めた賢明な利用について、その両立を図ることの重要性を普及啓発するDVD「みんなで守っていこう!たくさんの生き物を育む渡良瀬遊水地」を作成した。県内の小中高校や図書館、市町などに配布し、ダイジェスト版は県ホームページに掲載して普及啓発を図る。
 県はDVDを1100枚作成。一般版(21分)、小学生版(23分)、ダイジェスト版(7分)の3種類を組み込んだ。内容は、ラムサール条約とは▽渡良瀬遊水地の動植物(チュウヒ、オオヨシキリなど140種以上の鳥類、トネハナヤスリ、ノウルシなど700種以上の植物)▽遊水池の洪水との闘いと保全・再生の取り組み▽遊水池の賢明な利用と交流・学習▽私たちにできること(生物多様性の保全、アクションリストの活用)―などとなっている。
 4県4市2町にまたがる渡良瀬遊水地は、2012年7月、2861haがラムサール条約湿地に登録された。栃木県では奥日光の湿原に次いで2番目の登録となった。 環境森林部自然環境課 TEL:028-623-3207 【栃木県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク