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環境ニュース[国内]

日本政策投資銀行、日本不動産研究所と「グリーンビル認証」の共同運営を開始

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2014.03.13 【情報源】企業/2014.03.10 発表

 日本政策投資銀行(DBJ)は、不動産総合調査機関の一般財団法人日本不動産研究所(JREI)と「DBJグリーンビルディング認証制度」の共同運営を始めた。評価システムの精度を高め、認証と物件の経済価値の関係を検証し、環境に配慮したビルが適切に評価される市場の形成を目指す。日本生命保険が開発するビルに共同運営の初認証を実施した。
 DBJグリーンビルディング認証制度は、環境・社会に配慮した不動産に関する顧客の取り組みを支援する仕組みで、総合評価システムで選定・認証する。DBJとJREIは認証制度の業務協力協定を2011年9月に結び、分析・評価に関して情報交換しながら認証制度の普及・促進を図ってきた。評価の基礎を確立したため、共同運営体制に移した。
 共同運営発足後の最初の認証は、日本生命が東京・千代田区丸の内に開発する「(仮称)丸ノ内1丁目プロジェクト」で、完成前の物件の計画を基に取り組みを評価するプラン認証で最高位の「プラチナ」を付与した。全館LED(発光ダイオード)照明、太陽光発電パネル、ビルエネルギー管理システム(BEMS)の導入などの環境性能を評価した。
 丸ノ内1丁目プロジェクトは地上22階、地下3階建て延べ床面積約5万6000m2で6月の完成を予定している。併せて、日本生命が保有するオフィスビルのうち40物件以上に関しても、同認証制度の評価を実施した。JREIは1959年に設立され、不動産鑑定・評価や不動産コンサルティングなどを手掛け、国内の不動産投資市場で公益的な機能を担っている。【(株)日本政策投資銀行】
提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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