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環境ニュース[国内]

三菱地所、東京・港区で着工したオフィスビルで日本政策投資銀行の「グリーンビル認証」取得

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2013.12.19 【情報源】企業/2013.12.16 発表

 三菱地所は、東京・港区の新橋で進めているオフィス開発プロジェクトに12月16日着工し、ビルの名称を「フロントプレイス御成門」に決めた。このビルは、日本政策投資銀行(DBJ)の「グリーンビルディング認証制度」で5段階のうち2番目になる「Gold」(極めて優れた「環境・社会への配慮」がなされたビル)の格付けを取得した。
 フロントプレイス御成門は、三菱地所が出資する特定目的会社が旧パナソニック2号館跡地に開発するオフィスビルで、8階建て延べ床面積約8724m2となる。2015年3月の完成を予定している。環境への配慮では自然換気設備、Low-eペアガラスを採用したほか、専用部・共用部とも主照明をLED発光ダイオード)にして省エネを図る。
 屋上には、テナント専用の緑が豊かな「リフレッシュテラス」を設置し、都心にいながら緑や自然の風、光が感じられる空間を創る。DBJはグリーンビルディング認証のうち、完成前の物件の開発計画を基にした「プラン認証」を実施し、その結果、専有部全体でLED照明を採用していることなど最新の環境性能を備える点を評価した。
 DBJは併せて、高い耐震性や長時間稼働できる非常用発電機の導入によって防災やテナントの事業継続計画(BCP)に配慮していることも評価した。グリーンビルディング認証のプラン認証は、環境性能、利便性、オーナーや関係者との間で予定する各種の取り組みに関し、認証モデルを使ってスコアリングして開発計画を格付けする。【三菱地所(株)】

提供:日経bp環境経営フォーラム(emf)

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