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環境ニュース[国内]

横浜ゴム、岩手県大槌町で植樹会を開催、復興計画の「鎮魂の森」づくりを支援

環境一般 CSR】 【掲載日】2014.04.09 【情報源】企業/2014.04.04 発表

 横浜ゴムは、岩手県大槌町で4月19日に植樹会を開催する。同町が東日本大震災の復興計画の1つに掲げる「鎮魂の森」づくりを支援することが目的で、2012年に始めて今回で3期目となる。2013年の2期目にモデルケースの森を「平成の杜(もり)」と命名した。同町の鎮魂の森は「いのちを守る森の防潮堤」の構想を採り入れている。
 植樹会には同町の町長や町民らが参加し、植物生態学者の宮脇昭・横浜国立大学名誉教授や、横浜ゴムの会長、社長が出席する。横浜ゴムの従業員らがボランティアで植樹や指導を行う。横浜ゴムは2012年の最初の植樹会以降、地域に自生する樹種のドングリ採集や町民との苗木づくり、稲ワラ集めなど植樹支援を継続実施している。
 いのちを守る森の防潮堤は、東北地方の太平洋岸に約300kmの防潮林を築いて、将来の津波被害を軽減する構想で、宮脇名誉教授が提唱した。表土の下の土台に、震災で発生した木質系や土砂、コンクリート片などのがれきを活用している。がれき処理コストの削減や焼却処理に伴うCO2発生の抑制、苗木の発育促進に効果があるという。
 横浜ゴムは提唱に賛同し、グループが進める植樹プロジェクト「YOKOHAMA千年の杜」のノウハウを活用して大槌町の鎮魂の森づくりを支援している。YOKOHAMA千年の杜は2007年に始め、創業100周年の2017年までに全生産拠点への50万本の植樹を目標に掲げている。苗づくり、植樹、育成は従業員が手掛け、2013年12月時点で約33万本を植えた。【横浜ゴム(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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