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環境ニュース[国内]

キリングループ、各地の事業所で今夏も節電対策を実施、工場でピーク電力削減

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.05.28 【情報源】企業/2014.05.23 発表

 キリンホールディングス傘下のキリングループは、全国各地の事業所で今夏もさまざまな節電対策の取り組みを実施する。キリンビール、清涼飲料のキリンビバレッジ、ワインのメルシャンを対象にしたグループ工場全体で、2010年と比べ、25%以上のピーク電力削減を目指す。自家発電がある工場は設備を最大限に活用して購入電力を減らす。
 工場ではピーク時間帯の部分的な設備停止や、冷凍設備、用排水処理設備のピーク時間帯を避けた運転調整、休日や夜間への製造シフトなど操業を工夫し、使用電力を平準化する。キリンビール横浜工場(横浜市鶴見区)は、自家発電設備のフル稼働によって、特定電気事業者に最大1万kW規模の電力供給を行う。これにより、電力不足の解消に役立てる。
 グループ工場全体での2010年比25%以上のピーク電力削減とは別に、キリンビールの9カ所の工場では、2010年比で30%以上のピーク電力削減を目標にする。さらに、今夏に電力需給が特に厳しいとされる中部地区や西日本地区にある7カ所のグループ工場は、合わせて2010年と比べて30%以上のピーク電力削減を目指して節電を強化する。
 オフィスに関しては、キリン、キリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンなどキリングループ各社が環境配慮型ビルの中野本社(東京・中野区)に移転したことで、2013年に移転前と比べ夏の電力使用量を30%以上削減した。今夏も軽装で業務する「クールビズ」や、照明・空調などの使用電力削減を継続し、2013年と同じ水準にする。【キリン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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