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環境ニュース[国内]

アズビル、大型レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」にESCOサービス提供

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.06.03 【情報源】企業/2014.05.29 発表

 アズビルは、福島県いわき市の大型レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」にESCO(エネルギー・サービス・カンパニー)サービスを提供する。省エネ設備の導入や運転管理の効率化などで施設全体の一次エネルギー使用量とCO2排出量を削減する。芙蓉総合リースとの共同事業で、第1期は2015年4月、全サービスは2016年4月に始める。
 ESCOは、省エネ提案や設備提供、維持・管理など包括的なサービスを行う事業を指す。今回は省エネ改修費用をESCO事業者が負担し、施設オーナーが毎年サービス料を支払う契約だ。スパリゾートハワイアンズは、約13万m2の敷地に5つの温泉テーマパークやホテルがある日本最大級のレジャー施設で、映画「フラガール」のモデルになった。
 アズビルと芙蓉総合リースは、スパリゾートの特長を生かしたESCOサービスを提案した。源泉熱、排湯熱を回収・利用する熱源設備を導入するほか、既存のビルエネルギー管理システム(BEMS)を活用した、空調などの各種制御システムの改善と運転管理の効率化を進める。省エネ効果の高いシステムを構築し、施設運営に支障のない形で提供する。
 これらのESCOサービスによって、スパリゾートハワイアンズの一次エネルギー使用量を7.03%、CO2排出量を9.23%削減する。アズビルは国内で約200件のESCO契約実績があり、今後も省エネ・省CO2を実現するさまざまな手法を提案する。スパリゾートハワイアンズは2011年3月の東日本大震災で被災したが、復旧整備を終えて全面稼働している。【アズビル(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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