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環境ニュース[国内]

丸紅、発電子会社が北海道に開発の大規模太陽光発電所が運転開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.06.09 【情報源】企業/2014.06.04 発表

 丸紅が100%出資する発電子会社の三峰川(みぶがわ)電力が開発した大規模太陽光発電所(メガソーラー)が完成し、商業運転を始めた。北海道清水町の協力で町内5カ所の遊休地を賃借して造り、6月4日に完成式を開催した。三峰川電力が発電事業を運営する。5カ所を合せた出力は約4.3MW(4300kW)だ。
 太陽光発電所は「十勝清水第一」(出力1166kW)、「十勝清水第二」(同674kW)、「十勝清水第三」(同677kW)、「十勝清水第四」(同1185kW)と「十勝清水御影」(同571kW)で、第一、第二、第三、御影が第1期として2013年12月に運転開始した。第2期で、2014年2月に第四が運転を始めたことを受けて完成式を開いた。
 計約4.3MW(4300kW)の出力によって、一般家庭約1300世帯の年間電力消費量に相当する年間発電電力量を見込んでいる。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用して北海道電力に売電している。三峰川電力は50年以上の水力発電所運転のノウハウを活用し、各発電所で安定した運転を目指す。
 丸紅のメガソーラー事業は、大分市で出力82MW(8万2000kW)が稼働しているほか、三重県と愛知県にまたがる木曽岬干拓地で49MW(4万9000kW)、宮城県岩沼市で28.3MW(2万8300kW)、福島県いわき市で2.2MW(2200kW)を開発している。このうち今回完成式を開いた清水町と、いわき市の案件を三峰川電力が担当する。【丸紅(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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